『傾く者たち 坂東彌風』熱い!ピカソへの想い

 

『傾く者たち 坂東 彌風』第三弾二回目は、彌風さんのご趣味である美術館賞についてお話をお伺いしました。その中でも特にお好きなのが “ピカソ”。ピカソの魅力を熱く語って頂きます。


 

『理屈じゃない。』

ピカソの作品をまえにすると、脳みそが1ミクロンも働かないんです。
ただ、観てる自分と作品がそこにある、それ以外なにもこの世からなくなってしまう。
ピカソって、観るものを、魂から解き放つんですね。

 

世に溢れかえるアーティスト気取りの連中との差は、銀河系の端から端くらいまであるんじゃないですか。

 

僕は生きづまったり、やんなっちゃったとき、いつもピカソの作品をみるんです。
そうすると生き返るんですよ。
僕は絵画だけでなく、古今東西、有名無名を問わず、人間が表現したものが大好きなんです。観たいと思ったら地球の果てまででも観にいきます!
なんでかは、わからない。
これも理屈じゃないんですね。
自分が心底良いなって思える作品にであうと、運命の人に出逢った気分になって幸せになります。

 

そんな僕も、父が彫刻家だったせいか、作ることが好きで、一人ピカソごっこを良くするんです。

 

最近、ピカソの作品を摸倣したものを紹介させていただきたいと思います!

 

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上がピカソの陶芸の梟、下が僕の盗作の梟。

 

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たぶん、ピカソは中に針金の芯をいれてるんですが、僕はそれをしなかったので、どう頑張ってもすくっと立たない!
僕も梟も疲れはてて、睡魔に襲われることと、あいなりました。笑

 

次の作品はピカソの陶芸の闘牛という多きな皿をまず、新聞に墨で描いてみて、雰囲気をつかんで、紙粘土でつくる‥ばずでした。

 

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作ってるうちに、最所、楕円形にして、牛をのっけたところまでは、記憶があるのですが、フッと沸いたインスピレーションに流されて、こんなのができちゃいました。笑

 

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一応、灰皿です!
海なので、煙草の消し忘れの心配はありません。
やはり、私も世にあまたいるアーティスト気取りの連中の一人でございました。笑

 

しかし、ピカソは摸倣の天才だったそうです。
摸倣によって、色んな技術を盗み、それを自分なりに再構築して、オリジナルを越える天才だったんですね。
同時代に生きたアーティストたちは、ピカソがアトリエに遊びにくると自分の作品を隠したそうですよ!
ピカソに真似されたものに勝てないから。

 

お芝居も同じだなと思います。
いいなと思う演技を次から次へと盗んで、自分の演技を作りだすのは、皆おなじだなとおもいます!
人を芸むく(あざむく)、術(すべ)とかいて『芸術』。
芸術は無限で終わりがありません、だからこそ尽きぬ魅力があるんでしょうね。

 

僕もピカソにはなれませんが、プチピカソ目指して、役者として、日々精進していきたいと思います。
これからもどうぞよろしくお願いいたします!

 

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Yui

Yui

図書館司書とシナリオライターの二つの顔を持つYUIです。 伝統芸能に精通しており、歌舞伎、邦楽、落語、着物の魅力を広めたいです。